造血細胞移植後の任意再接種費用助成のお知らせ
更新日:2024年3月30日
造血細胞移植後の予防接種再接種費用を助成します
小児がんなどの治療のため造血細胞移植を行った場合、定期の予防接種で獲得した免疫が低下もしくは消失し、感染症にかかりやすくなります。
そのため、感染症の発生予防や症状の軽減が期待される場合は、移植後の予防接種の再接種が推奨されていますが、その費用は被接種者(保護者)の自己負担となっていました。
筑前町では、令和4年度から再接種費用の助成を行います。
あらかじめ、筑前町の認定を受けていただく必要がありますので、希望される場合は必ず接種を受ける前にご相談ください。
対象者
再接種を受ける時点で筑前町に住民票があり、次のいずれにも該当する人
- 造血細胞移植により、移植前に接種した定期予防接種により得られた免疫が失われたため、再接種が必要と医師が認める人
- 接種日において20歳未満の人
対象ワクチン
造血細胞移植前に定期予防接種で受けた予防接種のうち、医師が必要と認めたもの
ただし、四種混合は14歳まで、BCGは3歳まで、ヒブは9歳まで、小児用肺炎球菌は5歳までの年齢制限があります。
助成内容
筑前町から認定を受けた予防接種の再接種にかかる費用
ただし、予防接種の種類ごとに上限があり、被接種者(保護者)が医療機関で実際に支払った額と比較して、低い方の額を助成します。
認定までの流れ
1.認定手続き
対象者又は保護者は、再接種を受ける前に筑前町へ申請してください。
必要書類
- 母子健康手帳など接種歴が確認できる書類、対象者の本人確認ができる書類(運転免許証、健康保険証など)
- 筑前町造血細胞移植後の任意再接種費用助成対象者認定申請書(様式第1号)
- 筑前町造血細胞移植後の任意再接種費用助成に関する意見書(様式第2号)
筑前町から認定を受けた人には、認定書が交付されます。予防接種当日は、認定書と母子手帳を必ず持参し、医療機関に提示してください。
2.助成金の申請手続き
再接種の費用は、一旦医療機関に支払った後、再接種した日から1年以内に筑前町へ助成金の申請をしてください。被接種者が未成年の場合、申請者は保護者となります。
必要書類
- 筑前町造血細胞移植後の任意再接種費用助成金交付申請書兼請求書(様式第5号)
- 認定通知書又は被接種者の健康保険証などの本人確認ができる書類
- 予防接種済証などの接種日、接種したワクチン、接種医療機関が確認できる書類(写し)
- 再接種にかかった費用の領収書又は支払証明書(原本)
- 申請者名義の振込先金融機関口座が確認できる書類
関連リンク
- 造血細胞移植後定期予防接種ワクチン再接種費用補助金について(福岡県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
お問い合わせ
こども課 母子保健係
窓口の場所:コスモスプラザ生涯学習館2階
直通電話:0946-42-6653