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熱中症の予防対策

更新日:2023年5月10日

熱中症を予防しましょう

熱中症とは、高温多湿の環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことをいいます。

例年、梅雨入り前の5月から発生し、梅雨の合間に急激に暑くなった日や、梅雨明け直後から8月にかけて多発する傾向があります。本格的に暑くなる前の暑さに体が慣れていない時期から注意が必要です

熱中症の症状は?

熱中症の症状は、重症度により3つに分けられます。

1度(軽症):めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り・手足のしびれ等

2度(中等症):頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感等

3度(重症):2度の症状に加え、意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温等

重症度の判定で重要な点は「意識がしっかりしているかどうか」です。少しでも意識がおかしい場合は病院への搬送が必要です。

 

熱中症になったときはどうすればいい?

  • 涼しい場所(風通しのよい日陰、空調の効いた室内等)へ避難する。
  • 衣服をゆるめ体を冷やす。(首、脇の下、太ももの付け根に氷袋等をあてる)
  • 水分補給をする。大量の発汗があった場合には経口補水液やスポーツドリンクを利用して塩分も補給する。
  • 意識がない、自分で水等が飲めないときは救急車を!

特に熱中症に注意が必要な人は?

  • 高齢者
暑さや喉の渇きを感じにくいため、脱水状態になりやすく、体温の調節機能も低下しています。無理をせず、意識して予防対策を行いましょう。

  • 乳幼児
体温調節能力がまだ十分に発達してないため、熱中症のリスクが高くなります。周囲の大人が気を配ることが大切です。日差しの強い日は地面からの熱を受けやすいことにも気を付けましょう。

熱中症こども

「熱中症環境保健マニュアル 2018」(環境省)をもとに作成https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php

熱中症を防ぐには?

  • こまめに水分補給をする。(喉が渇く前に飲む)
  • エアコンで室温、湿度の調整をする。(冷房使用時の室温28℃以下、湿度60%以下を目安に)
  • バランスのよい食事・睡眠をしっかりとり、体調を整える。
  • 暑さに備えた体づくりをする。(毎日30分程度のウォーキングで体力をつけておく)
     

熱中症予防のために知ってほしい栄養のポイント

熱中症を予防するには日頃からのバランスのよい食事が大切です。一日3回食べること、糖質(ご飯、パン、麺類)、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)、ビタミン・ミネラル(野菜、果物、海藻、乳製品など)がそろった食事を意識しましょう。 

積極的に摂りたい栄養素

  • ビタミンB₁
暑くなるとジュースやアイスなどを口にする機会が増えます。これらには糖質が多く含まれています。糖質自体は大切なエネルギー源ですが過剰摂取にならないように注意が必要です。ジュースやアイスなどの摂りすぎに気を付けましょう。
また、糖質を代謝するときにはビタミンB₁が必要です。ビタミンB₁の多い食材の摂取が減ると、夏バテしやすく、熱中症になりやすくなります。熱中症を予防するためにも、ビタミンB₁の多い豚肉や豆腐、納豆などの大豆製品を摂りましょう。

 

  • クエン酸、ビタミンC

疲れの原因になる乳酸の発生を抑えるため、クエン酸、ビタミンCの多い食材も食事に取り入れましょう。クエン酸は梅干し、グレープフルーツ、レモンに多く含まれ、ビタミンCは野菜類、柑橘類に多く含まれます。

お問い合わせ

健康課 健康推進係
窓口の場所:本庁1階
直通電話:0946-42-6649

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