いのちの贈りもの あなたの意思で救える命
更新日:2018年2月7日
10月は臓器移植普及推進月間です
臓器移植は、病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)が機能しなくなった場合に、人の健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。臓器を提供する人をドナーといい、移植を受ける人をレシピエントといいます。
わたしたちの身体は、心臓、肺、肝臓、腎臓などのさまざまな臓器がきちんと機能して健康を保っています。しかし、病気や事故によって臓器の機能が低下したり、臓器不全に苦しんでいる患者さんが数多くいます。臓器不全の患者さんで、移植による健康回復に望みを持ち、日本臓器移植ネットワークに登録して待機している人は約1万3千人います。また、角膜移植を希望して待機している人は約3,000人います。
今、わたしたちにできること
生きているわたしたちは、いつか必ず死が訪れます。その時に、心臓や肝臓などの臓器を提供することによって、多くの患者さんが移植を受け、健康を回復することができます。わたしたちひとりひとりが今、臓器提供について考え、家族と話し合い、意思を伝え合っておくことが大切です。家族とよく話し合い、自分の臓器提供に関する意思を表示しましょう。臓器を提供しない意思も表示できます。臓器提供に関する意思表示をしていることによって、受けられる医療の内容に違いが生じることはありません。
臓器提供意思表示カードは、役場健康課窓口や図書館などに設置しています。また、運転免許証や健康保険証にも「臓器提供意思表示」の記入欄がもうけられています。
インターネットで臓器提供の意思表示ができます!
携帯電話やパソコンからインターネットを通じて臓器提供に関する意思を登録できます。登録するとご自身の意思が印字された登録カード(意思表示カード)が発行されます。臓器提供の際には、登録された意思を検索しますので、より確実にご自身の意思を確認することができます。
「万一の時」は考えたくないかもしれません。
でも、その時は既に、ご自分では意思を伝えられなくなっています。
あなたがもしものとき、家族がもしものとき「今、わたしたちにできることはどんなこと?」と問いかけてみてください。
お問い合わせ
健康課 健康推進係
窓口の場所:本庁1階
直通電話:0946-42-6649
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臓器移植に関するお問い合わせ先
日本臓器移植ネットワーク(平日9時から17時30分)電話番号:0120-78-1069