共生社会をめざして(障がい者に関するマークについて)
更新日:2021年5月7日
多様な人が共生できる社会を目指して、障がいのある人に対応した施設であることを示したり、支援を必要としていることを分かりやすく伝えたりするため、様々なマークがあります。
障がいには、外見からは分からないこともあり、障がいのある人が誤解や不利益を受けたり、我慢を強いられたりすることもあります。
誰もが安心して生活でき、互いを尊重し合える共生社会の実現に向けて、まずは、マークを知ることから始めましょう。
掲載のマークは一例です。
・障がい者のための国際シンボルマーク
障がいのある人が利用できる建物、施設、場所であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。
駐車場などで、このマークを見かけた場合には、配慮していただき、ご理解・ご協力をお願いします。
問合せ先 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
電話 03-5273-0601 FAX 03-5273-1523
https://www.jsrpd.jp/overview/symbol/ (公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会)
・盲人のための国際シンボルマーク
視覚に障がいのある人の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられています。信号機など身近に見かけるマークです。
このマークを見かけた場合には、配慮していただき、ご理解・ご協力をお願いします。
問い合わせ先 社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
電話 03-5291-7885 FAX 03-5291-7886
https://ncwbj.or.jp/(社会福祉法人 日本盲人福祉委員会)
・身体障がい者標識(身体障がい者マーク)
肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車に表示するマークで、マークの表示は、努力義務となっています。
危険防止のため、やむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法により罰せられます。
問合せ先 警視庁
電話 03-3581-4321
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/mark/mark.html(警視庁)
・聴覚障がい者標識(聴覚障がい者マーク)
聴覚障害であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車に表示するマークで、マークの表示は、義務となっています。
危険防止のため、やむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法により罰せられます。
問合せ先 警視庁
電話 03-3581-4321
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/mark/mark.html(警視庁)
・ほじょ犬マーク
補助犬が必要な人と補助犬がどこでも一緒に活動できる社会を築くために、補助犬のことを理解していくためのシンボルマークです。
公共施設や交通機関、スーパーなどの民間施設などは、補助犬を同伴するのを受けいれる義務があります。
困っている様子を見かけたら、積極的にお声かけをお願いします。
補助犬に触れるなど、補助犬が驚くようなことは避けてください。
問い合わせ先 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室
電話 03-5253-1111(平日18時15分まで)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15684.html(厚生労働省)
・耳マーク
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人の配慮を表すマークです。
存在と立場を社会一般に認知してもらい、コミュニケーションなどの配慮の理解を求めていくためのシンボルでもあります。
このマークを掲示されたら、筆談や手話などのコミュニケーションの方法について配慮をお願いします。
問合せ先 一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
電話 03-3225-5600 FAX 03-3354-0046
できるだけFAXでの問い合わせをお願いします。
https://www.zennancho.or.jp/mimimark/mimimark/(一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)
・ヘルプマーク
義足や内部障がい、妊娠初期など、外見からは分からなくても、援助や配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成したマークです。
カードを持っている方が困っていたら、席をゆずることや「何かお困りですか」と声をかけることなど、思いやりのある行動をお願いします。
問合せ先 東京都福祉保健局障害者施策推進部計画課社会参加推進担当
電話 03-5320-4147
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
(東京都福祉保健局)
・オストメイト用設備/オストメイト
様々な病気や事故などにより、腹部に排泄のためのストーマ(人工肛門・人工膀胱)を造設した人を「オストメイト」と言います。オストメイトは、ストーマ用装具を装着することによって、手術前と同じように社会生活を送ることができます。
このマークは、オストメイトの為の設備(オストメイト対応のトイレ)があることやオストメイトであることを表しています。
このマークを見かけた場合は、身体内部に障がいのあることや配慮されたトイレであることをご理解の上、ご協力をお願いします。
問合せ先 公益社団法人 日本オストミー協会
電話 03-5670-7681 FAX 03-5670-7682
http://www.joa-net.org/index.html(公益社団法人 日本オストミー協会)
・ハートプラスマーク
「身体内部に障がいのある人」を表しています。
身体内部(心臓、呼吸機能、腎臓、膀胱、直腸、小腸、肝臓、免疫機能)に障がいのある人は、外見からは分かりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
このマークを見かけた場合には、内部障がいへの配慮について、ご理解・ご協力をお願いします。
問合せ先 特定非営利活動法人ハート・プラスの会
E-mail info@heartplus.org
https://www.normanet.ne.jp/~h-plus/(ハート・プラスの会)
・「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク
視覚に障がいのある人が、東日本大震災や豪雨災害の際に避難に困る事態が発生したことや日常生活においても駅のホームからの転落事故などが発生していることを踏まえ、視覚に障がいのある方が安全・安心に暮らすことができるよう「白杖」を使って、周囲の方に助けを求めるシグナルについてのシンボルマークです。
白杖を頭上50センチメートル程度に掲げて、SOSのシグナルを示しているよう視覚に障がいのある人を見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをお願いします。
駅のホームや路上などで、視覚に障がいのある人が危険に遭遇しそうな場合は、白杖により、SOSのシグナルを示していなくても、声をかけてサポートをお願いします。
問合せ先 岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課
電話 058-214-2138 FAX 058-265-7613
https://www.city.gifu.lg.jp/21102.htm(岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課)
・手話マーク
聞こえない人・聞こえにくい人が手話でのコミュニケーションの配慮を求めるときに掲示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、手話による対応ができるところが掲示できます。
また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身につけるビブスなどに掲示することもできます。
このマークを掲示した場合は「手話で対応をお願いします」の意味、窓口等が掲示している場合は「手話で対応します」等の意味になります。
問合せ先 一般財団法人全日本ろうあ連盟
電話 03-3268-8847 FAX 03-3267-3445
https://www.jfd.or.jp/2016/12/01/pid15854(一般財団法人全日本ろうあ連盟)
・筆談マーク
聞こえない人・聞こえにくい人、音声言語に障がいのある人、知的障がいのある人や外国人などが筆談でのコミュニケーションの配慮を求める時に掲示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、筆談による対応ができるところが掲示できます。また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身につけるビブスなどに掲示することもできます。
このマークを掲示した場合は「筆談で対応をお願いします」の意味、窓口等が掲示している場合は「筆談で対応します」等の意味になります。
問合せ先 一般財団法人全日本ろうあ連盟
電話 03-3268-8847 FAX 03-3267-3445
https://www.jfd.or.jp/2016/12/01/pid15854(一般財団法人全日本ろうあ連盟)
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人権・同和対策室 人権係
窓口の場所:本庁1階
直通電話:0946-42-6612