仙道古墳(せんどうこふん)
更新日:2023年9月25日
九州では珍しい「盾持武人埴輪」がほぼ完全な形で出土したことで知られる装飾古墳。
石室には、赤や緑で丸や三角などの不思議な絵が描かれており、春と秋には一般に公開されます。
あずまやには、原寸大の石室模型があり、こちらはいつでも見学できます。
指定種別
国指定史跡
員数
1基
所在地
福岡県朝倉郡筑前町久光(ひさみつ)111-2
指定年月日
昭和53年5月6日
管理者(所有者)
筑前町
文化財の状況
6世紀の2段築成の円墳で石室の幾何学文の装飾を持つ。
2重の周溝を持つ2段築成(ちくせい)の円墳ある。
径49メートル、墳丘(ふんきゅう)径35メートル、高さは復元前2.5メートルを測る。
内部主体は、複室の横穴式石室で玄室の腰石(こしいし)部のみ残っていた。
残存している石室の全面に赤・緑色で〇・◎・△の幾何学文(きかがくもん)の装飾(そうしょく)が施されている。
また、墳丘や周溝から盾持武人(たてもちぶじん)埴輪などの形象(けいしょう)埴輪や円筒埴輪・朝顔形円筒埴輪・柵形(さくがた)円筒埴輪が多量に出土した。
平成12年度に古墳公園として周辺を含めて整備し、毎年秋に装飾石室の一般公開を実施している。
駐車場
20台
周辺案内図
地図はドラッグ操作でスクロールします。
お問い合わせ
教育課 文化財係
窓口の場所:文化財調査事務所
直通電話:0946-42-3121