心地よい眠りできていますか？

2週間以上続く不眠は、うつのサインかもしれません。眠れない時は、お医者さんへ

厚生労働省が出した自殺対策のひとつ、睡眠キャンペーンのキャッチコピーです。日本の自殺者は平成10年から連続で3万人を超えています。その中でも、中高年男性の自殺がもっとも多く、自殺は、がん、心疾患、脳血管疾患の三大死因に匹敵する問題となっています中高年の自殺で、「うつ」が起因しているものは少なくありません。うつ病になって自殺されたと考えられる患者さんの中には、医療機関にまったくかかったことがない方が大勢おられます。「うつ」の症状には、本人の自覚しにくいものも多く、家族や周りの人も気づきにくい傾向があります。そのような中で、「うつ」症状の中で、もっとも自覚しやすいのが「不眠」です。2週間以上続く不眠が、休日も含め毎日続く時は、うつのサインかもしれません。「たかが眠れないくらいで」と思わず、疲れていても眠れない日が続くようでしたら、早めにかかりつけのお医者さんや専門機関へ相談してみてください。うつ病は、治りにくい病気と思われているかもしれませんが、早期に治療を受ければ、多くの人が回復します。周りの人から見ても、睡眠の問題には気づきやすいものです。まずは「眠れてますか？」の一言から、身近な方へ、声かけを行ってみてください。
誰かに話すことだけでも心が軽くなることがあります。誰に話すか迷った時、どうしたらよいかわからない時、相談してみましょう。

相談の場所

• 筑前町役場　健康課（要予約）
  電話番号：0946-42-6649（直通）
  「こころの相談」　月1回　精神保健福祉士によるじっくり相談
• 北筑後保健福祉環境事務所　健康増進課（要予約）
  電話番号：0946-22-3965（直通）
  毎週火曜日の午後　精神科医によるアドバイス
• 認知症電話相談　県社会福祉協議会（クローバープラザ）
  電話番号：092-584-3317
  相談日：火曜日・木曜日・金曜日・土曜日（火曜日・金曜日は家族会対応）
  時間：10時から16時